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さくらんぼ計算って必須?

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こんにちは!塾長のシロクラです(^^♪

新年度が始まり2ヶ月が過ぎましたが、お子さまの様子はいかがでしょうか?特に、新1年生は、今までの生活が大きく変わるため、ストレスを多く感じてしまいがちです。保護者の皆さまは、お子さまの変化を見逃さないようにお気を付けください。

さて、そんな1年生の子ども達は、そろそろ「さくらんぼ計算」というものがはじまります。恐らく、「えっ、なにそれ?」と、思われる親御さまもいらっしゃるかと思います。(私も、子どもの頃には無かったものですから、はじめは驚きました。)

算数の授業で、はじめにつまづくところが「繰り上がり・繰り下がり」の計算です。

入学前に、増えたり・減ったりの計算をされている子は、問題なく、計算ができるものですが、分からない子の方がほとんどです。そのため、考えられたのがこの「さくらんぼ計算」です。(元々は、学習障害の子向けに考えられたみたいです。)

ちなみに、計算ができる子の中には、さくらんぼ計算を知ったことで、混乱する子もいますので、ご注意ください。あくまでも「解き方」を理解するための手法ですので、無理して、覚える必要は、ありません。

例えば、「8+5」の計算をする場合、さくらんぼ計算の方法は、下図のようになります。

※出典:学習プリント.com

まずは、10にするために、8と何を足したらいいのか?を考えます。8には、2を足せば、10になるので、5を2と3に分けます。

8と2を足すと、10だから、答えに、10(実際には、1を書きます。)

その後に、分けたもう一つの数字(3)を書きます。

いかがでしたか?文字で、計算の過程を表すと、難しくなってしまいますが、このさくらんぼのような絵を書いて、数字を入れるという方法をとると、文字よりは、理解がしやすくなります。

これを考えた人は、素晴らしいですね♡

でも、そろばんは、もっと簡単です。

例えば、「8+8」の計算をする場合、図のようになります。

さくらんぼ計算
計算方法の復習になるように、足す数を変更しています。

そろばんでは、単純で、

「1の位(そろばんの定位点のある位置(図では、赤丸の位置))の2珠を下げて、左隣に1珠上げる

で、終りです。

難しい理屈もいりません。

しかも、人差し指で下げて、親指であげる。

さらに、2と1の小さい数字の分だけ動かすだけです。

あとは、見たまま並んでいる珠の順に数字を書けば、お・わ・りです。

簡単だと、思いませんか?

そろばんを習っている子は、暗算でもパパっと答えを出せてしまいますが、複雑な理解が必要ないのが何よりも、魅力に感じます。

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